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車のエアコンが効かないのはなぜ?6つの考えられえる原因を解説!

hiroshi

車のエアコンが効かないよ!何故だろう?

このままでは暑い夏を乗り切れないわ!

今年も早いものでもう5月ですね! しかも最近は温暖化の影響なのか既に気温が25度を超えたり、やたらと雨が多いですよね。

そんな体に堪える暑さで、必要になってくるのがカーエアコンですよね?

皆さんの愛車にも装備されているとは思いますが、いざ必要な時に使用しようとすると、あれ?

「車のエアコンが効かない」という症状が起きたことはありませんか?

そんなお悩みを解決する手助けが出来ればいいな!と思っております。

それでは、車のエアコンが効かない原因についてお伝えしていきましょう!

車のエアコンが効かない原因とは?6つの原因を解説

車で使用しているカーエアコンは、原理としては家庭用のエアコンと同じです。

基本的に、【エアコン内のガスを蒸発させて、蒸発させて際に周囲の熱を奪う気化熱の原理】を使用しています。

皆さんの愛車に搭載されているエアコンは過酷な環境下で働いてくれるので、どうしてもトラブルが起きやすいです。

そこで今回は、よく起こりうるトラブルの中から考えられる原因を6つご紹介したいと思います。

  • エアコンガスが少ない
  • エアコンコンプレッサーが壊れている
  • エアコンラインが詰まっている
  • 電動ファンが動かない、性能が落ちている
  • リレーが壊れている
  • エアコンの【ON】のスイッチを押していない

車のエアコンのガスが少ない

夏場にいつになっても、【車内が涼しくならない】【冷たい風が出てこない】となった際に

確かにエアコンガスの減少はエアコンから冷たい風が出てこない原因で一番多いです。

ではなぜ、エアコンガスが減ると冷たい風が出てこなくなるのか?

簡単に説明しましょう!

先にお伝えした通り、エアコンはガスの気化熱を利用して、冷たい風を生み出しています。

コンプレッサーという装置で、圧縮されたガスは液体となり、エバポレーターという物で

蒸発させて周囲の熱を奪い、気化します。

その冷たくなった空気が、車内に送られて冷えるという構造です。

そのガスが少ないと十分に空気の熱を奪う事が出来ず、冷たい空気が作れないのです。

修理の難易度はどのくらいですか?

エアコンガスの補充は比較的容易に出来ます。 近い所ですと【ガソリンスタンド】などで

点検して貰えると思います。

比較的、予算も安価な方で、概算3,000円~10,000円といったところでしょうか。

車のエアコンのコンプレッサーが壊れている

エアコンコンプレッサー(以下 コンプレッサー)とは、エアコンガスを圧縮する役割をするものです。

このコンプレッサーが壊れると、冷たい風が出てこなかったり、エンジンルームから変な音が出たりします。

通常エアコンガスは、コンプレッサーにて圧縮されて圧力をかけられコンデンサーというところを通過すると液体になります。

この、コンプレッサーが正常な役割を出来なくなると、気体のガスを液体にする事が出来ず気化熱を作り出す事が出来ません。

ですので、エアコンの構造の中ではかなり重要な役割を担っています。

そして、その分負担も多いのでトラブルも起きやすい部位といえます。

修理の難易度はどのくらいですか?

このコンプレッサーという部品に関しましては正直なところ判断が難しいところです。

というのも、コンプレッサーという部品単体を交換しても直らない事があるからです。

皆さんの愛車のコンプレッサーが現状どういう状態か?を見極める必要があります。

焼付きといって、内部が異常高圧になり、鉄粉等がエアコンのラインをぐるりと一周してしまっている場合、いわゆるエアコン関連部品の全交換が基本となり修理代がとてつもない事になってしまいます。

鉄粉で汚れた配管はそのままなので、早いうちにトラブル再発となってしまいます。

人間で例えるなら、弱った心臓で慣れていた血管そして汚れた血液だったとしましょう。

そこに元気な心臓と交換したとしたら・・・

体も正常な血圧にビックリして血管も耐えられず、きっと副作用が起きてしまうでしょう。

そうならない為にも、修理を依頼する修理業者さんの選定、及び正しい症状の判断が必要となってきます。

参考までに修理費用ですが、もしコンプレッサーのみの交換で済む軽い場合だった時、

概算50,000円くらいかと思います。 リビルト品(オーバーホールされた商品)を使用した場合。

仮に焼付きの症状が出ていた場合、部品代を併せて概ね200,000円前後の修理代がかかります。 トホホ。。。

車のエアコンのラインが詰まっている

エアコンのライン(配管)は長く、その途中にはゴミなどを取り除くフィルターや、液体となったガスを噴霧する部品がついています。

その噴霧する部品の穴は霧状にする役割の為、穴がとても小さいのでゴミなどがあると目詰まりしてしまいます。

原因としては前項でお伝えした、コンプレッサーの破損などによる鉄粉やゴミなどが圧縮されたガスと一緒に回る事が主な原因です。

また、フィルターもコンプレッサーが原因で詰まってしまう事があります。

修理の難易度はどのくらいですか?

こちらも前項と同じく、車によって症状及び費用は異なる事が多いです。

参考までに部品の金額は、液体となったガスを噴霧させる部品【エキスパンションバルブ】が概算5,000円前後です。

フィルターの役割と冷やす役割を担っている部品【コンデンサー】が概算20,000~40,000円前後です。

そして必要に応じて同時に【配管】を交換で概算20,000~円50,000円

というようにどこまで部品交換が必要なのかで、修理費用に幅があります。

一度修理する会社さんに相談されてみると良いでしょう。

電動ファンが動かない・性能が落ちている

エアコンガスをコンプレッサーにて圧縮した際、圧縮されたガスは高温となります。

その高温となったガスを冷やす役割を担っているのが【コンデンサー】という部品です。

コンデンサーを冷却するためにエンジンルームには、風を送るファン【電動ファン】がついています。

その電動ファンはモーターで動いている為、長年使用していたり走行距離が伸びてくると劣化等

で、動かなくなってしまったり、性能回転が落ちてしまったりすることがあります。

そして冷却機能が落ちてしまい高温になってしまったガスが配管を回って焼付きの原因となったりします。

走行距離が例えば10万キロを超えた時点で一度この電動ファンをリフレッシュされてみるのも

良いのかもしれませんね!

修理の難易度はどのくらいですか?

車によって金額が変わりますが、概ね部品交換で20,000~40,000円といったところでしょうか。

ファンが回っていても回転が弱弱しくなっていたりする場合もありますので、修理工場さんへ

相談されてみてください。

エアコンのリレーが壊れている

リレーとはヒューズボックスをいう箱の中に入っている割と小さな部品です。

このリレーの役割はスイッチのような物で、ON/OFFをして2のコンプレッサーという部品を

動かしたり止めたりする仕事をしています。

なので、この部品が壊れてしまうと、コンプレッサーや電動ファンに電流が流れなくなり、

エアコンが効かない!という症状に見舞われてしまいます。

修理の難易度はどのくらいですか?

部品の金額自体は概ね1,000~2,000円くらいです。

但し、車それぞれに専用の物がついていて、車種によってはヒューズボックス丸ごとでないと設定がない事もありますので、修理会社さんに一度相談されてみるのが良いかと思われます。

エアコンの【ON】のスイッチを押していない

最後はエアコンのスイッチが入っていない。

これは故障ではありませんが、意外と気づかない事が多いようです。

皆さんの愛車は、エアコンのスイッチを押さなくても風は出ます。

ただ梅雨時期等の湿気が多い日は、エアコンスイッチをいれていないとガラスが曇りますよね?

それはエアコンのスイッチが入っておらず、コンプレッサーが動いていない状態なのです。

「あれ?おかしいな?」と思われたら、

一度エアコンを操作するパネルの【A/C】ボタンを確認をされてみるのが良いかと思われます。

車のエアコンが効かない時の対処方法とは?

ここまで車のエアコンが効かない時の原因について解説して参りました。

では実際にエアコンのトラブルに見舞われた際にどのように対応するのが良いでしょう?

対応方法について解説していきましょう!

ガソリンスタンドに行ってみる

これから外気温が上がる夏を迎えますよね!

セルフのガソリンスタンドが増えてきていますが、基本的に人は常駐しています。

そして、ほどんどのガソリンスタンドにはエアコンガスを補充する機械もしくは工具が揃って

いるはずです。

あれ冷えないな?と疑問に思われたら、一度最寄りのガソリンスタンドでエアコンガスの

補充をされてみて様子を見てみる。

という方法もありなのかもしれません。

車を購入した販売店に行ってみる

次の方法として、愛車を購入された販売店にてチェックして貰う。

という手段です。

とはいえ、販売店の中には車販売のみで整備等は行っていない!という会社さんもありますので

理想をいえば、修理工場まで併設している販売店でしたら一貫して状態を確認して貰えると思います。

仮に販売のみを行う会社さんも提携している修理工場があると思いますので、一度確認されてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?  今年も猛暑となる予想がされます。

車のエアコンが効かない原因となる考えられる6つの要素をお伝えしました。

早めの点検・修理をして皆さんの愛車の調子を整えてあげるのも物価高騰の波が襲う昨今、

支出を最低限に抑える対策なのかもしれませんね。

車のエアコンが効かない原因を早めに特定して、この夏を乗り切りましょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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ヒロ
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日頃は会社員
今は40歳の男性サラリーマンです! 将来的に起業を目標にブログ始めてます! 経営者の日常に興味があるので、様々な経営者の方々もピックアップしていきます。 宜しくお願いいたします!
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